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大浦干拓

Ooura_kantaku昨年亡くなった友人に問いかけしていた事を思い出す。私「未来の建築はSFに出てくるような建築になると思うし、なるべきだと思う。」友人「そんな事はない。全ての人間の感性がSFのようにはならない。」21世紀に入って急激にSFチックな建築が出現した。これぞ21世紀に相応しい建築の方向性だと、ここ1年位は建築雑誌の情報に没頭していたが、プロジェクトが現実の姿を纏った姿を多々目にするようになると、直ぐに満腹状態になってしまい、これは未来のプロダクトではあるが自分の憧れていた建築ではないかもしれない、と考えだしている。
いかにも近未来的な北京やドバイのハイテク?建築などはバブル全盛期のポストモダン建築とさえダブってくる始末である。
という訳で、今一番気になっている建築家はポルトガルのシザである。ちなみにかの友人からシザの建築を巡るツアーに誘われていた事もある。今では、建築にかなり造詣の深かった彼が主張していたことが正しかったのかも知れない、と思っている。


蘇鉄

Cycad_2暑中お見舞い申し上げます。ブログと言うには程遠く、季節のご挨拶にも足らない更新状態ですが・・・気を取り直し・・・。受信メールはフィルタによりフォルダ毎に自動振り分けを設定している。昨年末に突然亡くなった学生時代の親友のフォルダも残したままである。その友人とは昨年の明日、8月6日に鹿児島で会っていた事を保存メールで確認した。熊本出張のついでに鹿児島まで足を延ばしてくれたのだ。それが最後の対面となってしまった。その年の12月出張先の黒部からの帰りに、列車の座席で眠りについたまま亡くなったらしい。毎日何度もチェックするメールソフト故に、未だに永久に届く当てのないメールに思いを馳せる事が多い。今後どのようにしたら良い物か思案中なのだが、このままメールソフトに残しておくにしてもバックアップは必要な気もするし、デジタルデータ故に信頼できるバックアップ保存法を決めかねている。アナログな手紙のような媒体だと悩む必要もないのだが・・・・。


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