コンクリートの滝
先日、久しぶりに水の流れる音を聞く機会に恵まれました。
それも思いがけない場所、天文館アーケードのとある店舗にて。
その店舗はアーケード通りから裏通りまで抜けられる町屋形式の通り土間的な空間になっていて、ちょうど中間あたりに6M四方ほどのガラス屋根吹き抜けのアトリウム空間がある。その吹き抜けの一面の壁が写真の人工的な滝となっており、ちょうどいい待ち合わせ、小休憩の場所となっているようだ。
涼しげな水音を聞きながら、「天文館の店舗が裏のスペースを提供しあい、それぞれが繋がっていけば回遊性のある楽しい商店街(昨今のメガストアーの進出ラッシュにも対抗できる?)が出来上がるのではないかな・・・」などと夢想しました。
この場所、おそらくほとんどの方はご存知かと思いますが、菓々子横丁 -薩摩蒸気屋-さんです。
>水の流れる音を聞く機会に恵まれました。
で思ったんですが、
水の流れるオブジェみたいなものって街中でよく見かけますが
水の流れる音を聞くより、水の流れを見ることに気をとられて
音を聞いていないことに気付きました。
街中を歩いている時は雑音を気にしないようにする癖がついていて
何の音も聞いていなかったんでしょうね。
自然の中だと耳をこらすのに…
「菓々子横丁」はできた時、画期的だなぁ~と思ったけれど
その後の変化はあまり聞きませんね。
昔のアーケードと違って、お店お店がバラバラな感じがします。
投稿: cluster | 2006/09/02 23:51
>clusterさん
滝の音はかなりの音量で交通騒音をかき消すほどでした。人ごみに居ながら1人の世界に入っていける、そんな感じでした。
おそらく難聴を経験したせいだと思いますが、音に関して過敏になっているので、印象深く感じたのかも知れません。
それと、何年ぶりかの天文館でしたから・・・
大げさに言えば浦島太郎の気分でした。
投稿: 110 | 2006/09/03 19:09